2月1日、浪江町復興支援専門員の菅野孝明さんをお招きして「浪江町のいま~町ごと避難した場所で起きていること」を開催しました。
はちみつ會として初めての講演会でしたが、50名もの方が参加してくださいました。
浪江町の被災状況や避難の現状などが、データを交えて詳しく紹介され、先の見えない中での「帰還」に向けた町の復興計画づくりの難しさを、あらためて実感しました。
役場では、何か問題に直面すると、いつも「子どもたちの想い」に立ち返る、といいます。
「大人になったらどんな町になってほしいか」というアンケートに、子どもたちは、「前のような町」「ふだんの暮らし」に戻りたい、という当たり前の願いをつづっています。
「”ここで”暮らすということ」という講演タイトルの「ここ」は、浪江町だけを指すのではありません。
一人ひとりがいまいる「ここ」で、暮らしながら、どう向き合うのか、何ができるのか、そのことを問い直す機会になりました。
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